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日本共産党演説会

町田市長選・市議選勝利へ
さみぞ市長候補、5市議候補、笠井衆院議員が訴え


 日本共産党町田地区委員会、町田日本共産党後援会は26日、町田市長・市議選(2月19日告示、26日投票、市議定数36)の勝利に向けた演説会を開き、600人が参加しました。

 以下、各市議候補の訴えの要約をご紹介します。

写真/とのむら健一
 市の生活保護受給者は5年間で1.6倍、国民健康保険税の滞納も1万件を超えました。市民の暮らしは深刻です。私もこの間、ひん死のホームレスの方など、8人の方の生活再建を手伝いました。暮らし、福祉を守る自治体の役割が問われています。

 市は、福祉・教育の予算を削って51億円をため込み、200億円の新庁舎を建設しようとしています。市民に犠牲をおしつけ、開発を優先する「オール与党」市政を転換するため、市長選ではさみぞ裕子さんを、市議選では市民病院の拡充など多くの実績をあげてきた日本共産党の5人を勝たせてください。

写真/たかしま均
 市長は昨年、市営原町田駐車場の運営問題で減俸処分を受けました。私が一昨年の議会で、この駐車場のずさんな運営実態を明らかにし、10年間で20億円もの赤字をつくった市長の責任を追及したことによるものです。

 自民党は10年前、この駐車場を大絶賛していました。この問題を唯一追及し、無駄遣いを許さなかったのが日本共産党でした。

 新庁舎建設の無駄遣いの一方で、小・中学校の耐震補強は遅れています。子どもの命を守る政治こそ必要です。8年間で600件の生活相談を受けてきました。地域の代表として市政に送ってください。

写真/とのむら健一
 町田市は「小泉政治」を先取りし、高齢者・障害者福祉を削ってきました。私は、「早く死ねというのか」という高齢者のみなさんの声を示し、福祉切り捨てをやめるよう市長に詰め寄り、介護保険料、利用料の減免を実現しました。

 また、高齢者や障害者のみなさんが安心して暮らせるよう、南地域へのミニバスの運行を求めてきました。散歩コースにもなっている境川のサイクリング道路などに公衆トイレを設置させました。

 引き続き、福祉の充実、子どもの安全と教育環境の整備、学校のクーラー設置などに頑張ります。

写真/たかしま均
 最初の一般質問で中学校給食の実現を求めました。街で演説すると、中学生が「おばさん、給食をお願い!」と声をかけてきます。私は何度も質問し、市も不充分ながら中学校給食を始めました。

 私は介護保険の充実を求め、保険料の値上げ幅を縮小させ、特別養護老人ホームを実現させました。町田の宝である緑と農業を守り、廃プラスチック中間処理施設計画を白紙撤回させるため全力をあげます。

 私の原点は平和です。相模補給廠(しょう)をはじめ、米軍の再編強化を許さず、憲法九条を子どもたちに手渡したい。

写真/とのむら健一
 この4年間、中学生の親の視点から「老朽化した学校で雨漏り」「図書館に本がない」「テスト用紙に裏紙を使っている」など子どもの問題を取り上げ、学校現場を調査して質問してきました。

 市長も、「子どもの教育は最優先でいく」と答弁。30人学級も重い扉を少し開かせ、乳幼児医療費の無料化も、昨年10月から4歳未満児の所得制限をなくすことができました。

 30人学級を実現させたい。住環境を守る運動と力を合わせ高齢者や障害者、子どもが安心して住める街をつくりたい。

 また、5人の市議候補の訴えの前には、さみぞ裕子市長候補(無所属新人、日本共産党推薦)があいさつ。「“税金は、新庁舎の建設ではなくて市民生活に”──市民と力を合わせて市政の流れを変えたい。市民からは“子どもの安全が心配”“国民健康保険税が高い”“ゴミ袋を有料化するなんてひどい”と、切実な声があふれています。私が市長になれば、暮らしや福祉、子どもの安全を守る施策を進めます。新庁舎や廃プラスチック処理施設は白紙撤回します。40年近く市民運動に取り組んできた私のモットーは“市民がよりどころ”──市民の声が通る政治を、ごいっしょにつくりましょう!」
と呼びかけました。

写真/さみぞ裕子写真/笠井 亮

 最後に演壇に立った日本共産党の笠井亮衆院議員は、小泉自公政権が「構造改革」で国民にかつてない負担増や借金を押しつけ、アメリカと大企業中心の異常な政治を進めていると指摘。「国政でも町田でも市民いじめに立ち向かい、暮らしを守る日本共産党の5人と、さみぞさんの勝利で、新しい政治の流れを切り開こう」と呼びかけました。

 各氏に先立ち、室谷友英地区委員長が、さみぞ氏を含め6人が出馬する市長選、50人近くが名乗りをあげる市議選について、「どの候補も『改革』を叫んでいるが、日本共産党とさみぞさん以外の候補は、福祉と暮らしを切り捨て、新庁舎建設の無駄遣いをねらう流れだ。さみぞさんと日本共産党5人全員の勝利を必ず」と訴えました。(1/27・28付「しんぶん赤旗」より)


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